その科学が成功を決める
多岐にわたる心理学の研究論文が載っている専門誌を読み漁り、
行動科学の各分野から数百種の研究結果を集積した結果、
著者は手っとりばやく自分を変える方法を発見する。
言ってみれば、Evidenced Based 自己啓発である。
気分よく過ごす、つまり、幸福を感じるためには?
お金(給料)と幸福は大きく関連しない。
マイナス思考を抑えつけようとしてもうまくいかない
他人と話しても気分ははれない
有効な方法は、
日記を書く。特に。。。
いやなことを打ち明ける
感謝をあらわす
夢ある自分の将来を書く
買うなら品物より体験を、自分以外のことにお金を使う
微笑み、背筋を伸ばし、たのしげにふるまう
面接でうまくいくには?
学校の成績や経験ではなく好感度が重要
弱点は先に、強みは後半に話す
位置は真ん中が好ましく、難しい言葉は使わない
フランクリン効果(自分が力を貸した相手を人は好きになる。大きな要求は逆効果。)
失策効果(ときどきへまをすると好感度がアップ。ただし完璧な人間と思われている場合)
噂話(噂話、悪口は、好感度を下げる)
恩恵(好意)をほどこすと、相手はそれ以上にお返ししようとする。最大の効果は、知らない者同士で、内容は些細もないものも、思いやりにあふれている場合。
夢をかなえるためには?
目標達成のために計画を立てる
正しい計画を立てる、友人や家族に目標について話す、達成した時のプラス面だけを考える、ご褒美を用意する
計画を先延ばしにしないために、数分だけでも手をつけてみる
目標達成のメリットと、障害と対処を考える
よいアイデアを生み出すためには?
集団でのブレインストーミングは集団での手抜きにむしろ陥りやすい
意識をそらせて、無意識を働かせる。パズルをするなど。
緑を置く。モダンアートを置く。テーブルを手前に引く。
よい決断をくだすためには?
個人で決断するより、集団で決断すると、極端な決断をきたしやすい。
二者択一の決断をするときは意識を働かせ、状況のプラスとマイナスについて冷静に理性的な判断をおこなう。
選択がもっと複雑な場合は、意識の力を眠らせて、無意識を働かせる。
人はしなかったことを悔やむことが多い。チャンスに対しては常に実行を心がける。